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まつ毛

使ってはいけないまつげ美容液はどれ?避けるべき成分と商品を紹介

まつげ美容液は、まつげを長く美しくするための商品です。

さまざまなメーカーで販売されていますが、なかには「使ってはいけないまつげ美容液」も存在します。

実際に使ってみると、まつ毛美容液によって副作用を引き起こしやすいものと引き起こしにくいものがあります。

そこで本記事では、使ってはいけないまつげ美容液や逆におすすめのまつげ美容液などを調査しご紹介したいと思います。

まつ毛美容液は危険なの?

まつ毛美容液は危険なの…?って悩んでいる方もいらっしゃると思います。

令和元年8月8日に独立行政法人「国民生活センター」発表した資料によると、まつ毛美容液を使って目の周りが腫れた等の危害を受けたケースが2015年度以降381件寄せられたそうです。

2015年 8件
2016年 18件
2017年 70件
2018件 281件
2019件 4件

寄せられたまつ毛美容液の危害の中には、眼科医から「角膜潰瘍」と診断を受けた事例もあったんだとか。

ただし、まつ毛美容液の中にも、安全なものと危険なものが存在しています。

国民生活センターの研究結果をもとにまつ毛美容液の何が危険なのか?どういった商品が危険なのかをご紹介したいと思います。

医薬部外品の育毛剤をまつげ美容液として販売している

まつ毛美容液の中に頭髪への使用を目的とした「育毛剤」を含んでいる場合には危険だといえます。

髪の毛を生やすために使う育毛剤はあくまで頭皮に使うものですよね。

さらに、化粧品ではなく、医薬部外品の育毛剤なので、副作用のリスクは高くなります。

それを皮膚が最も薄いまぶたや粘膜などのデリケートな目元に塗ってしまうと、目元のトラブルが起きる可能性があります。

医薬部外品の育毛剤をまつ毛美容液として販売し、まつ毛が育毛するなどの効果を表示していた商品についてはこういった被害が出ています。

ルミガンとケアプロストが使用されている

日本でも一時期流行りましたが、ルミガンとケアプロストは、絶対に使わない様にしてください。

こちらは、【緑内障】という目の病気を治療する目的で使われている点眼薬(目薬)です。

これらは【ビマトプロスト】という医薬品有効成分を配合しており目の眼圧を下げる目的で配合されています。

しかしビマトプロストという成分には特殊な副作用があり、その主なものとして「まつ毛が伸びる」(多毛症)ことと、「色素沈着」が挙げられます。

使用を止めると、モトに戻るそうですが、色素沈着は初期症状でしかないので、これが現れたらすぐに使用をやめる必要があります。

リスクが大きいので、使わないほうがいいでしょう。

アレルギー反応

化粧品登録されている『まつげ美容液』は、副作用は、起こしづらいとされていますが、アレルギー反応が出てしまった場合は、すぐに使用をやめて眼科に行ってください。

まぶたが腫れる、赤くなる、または、目が充血する、めやにが多めに出る、痒い、などの症状はアレルギー反応かもしれませんので、しばらく使用を控えて様子をみてください。

化粧品の効果・効能の範囲を超えて表示している

化粧品やコスメは効果・効能によって「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」に分類されます。

  1. 医薬品…病気の治療を目的とした薬のこと。厚生労働省により、配合されている有効成分の効果が認められたもの。
  2. 医薬部外品…厚生労働省が許可した効果・効能に有効成分が一定の濃度で配合されていうもの。治療というよりは防止・衛生という目的として使用される
  3. 化粧品…医薬部外品よりもさらに効果・効能が穏和なもの。清潔、美化、健やかに保つなどを目的として使用される。

「医薬品→医薬部外品→化粧品」の順で効果・効能が緩やかだという特徴があります。

そして、成分が保証された品質の良いまつげ美容液は「化粧品」に登録されています。

まつ毛美容液を標榜する化粧品の製造販売業者は、当該化粧品の使用に伴う健康被害の発生状況を注視し、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第68条の10第1項に基づく副作用等報告を行うこと。

まつ毛美容液を標榜する化粧品等の安全性確保について

上記は厚生労働省からの引用文で「まつげ美容液を化粧品として売る業者は、品質・有効性・安全性を確保し、副作用の報告を行うこと」と書かれています。

しかし、怪しい会社の作った商品は、品質や安全性を確保できないため、化粧品の登録が行なえません。

まつげ美容液を使うときは、化粧品に分類されているかどうかということをしっかりと確認しましょう。

先端の形状が塗りにくいなど、衛生面で問題がある

まつげ美容液の先端の形状は4種類あります。

使いやすいのは、もっとも普及しているチップタイプです。

一方、使いにくいのはテクニックが必要になる細筆タイプです。

形状 特徴
チップタイプ ・先端がシリコン状になっている
・マツエクでも使いやすい
ブラシタイプ ・マスカラと同じように使える
・マスカラ下地としても使える
細筆タイプ ・アイライナーより細くなっている
・生え際まで塗りやすい
手で塗るタイプ ・指先で塗るだけなので使いやすい
・テクニックがいらない

チップタイプや、ブラシタイプが多いですが、何度も塗ることになると、衛生面の問題を考えると、雑菌が繁殖してしまう可能性があり注意しないといけません。

使ってはいけない危険なまつげ美容液の商品

使ってはいけないまつげ美容液のメーカーはあるのでしょうか。

医薬品の「ルミガン」や「ケアプロスト」については副作用の可能性がありますので、避けておいたほうがいいでしょう。

ここでは、危険なまつ毛美容液の商品をご紹介します。

リバイタラッシュ

リバイタラッシュは、は特にルミガンに近い効果を持っている可能性があります。

こちらの、「エチルタフルプロスタミド」という成分がそれに当たりますね。

プロスタグランジン系成分は、ルミガンのお仲間成分なので、「色素沈着」の副作用が非常に出やすイト言われています。

化粧品成分としては効果が強く出過ぎるので注意をしましょう。

ビューティーラッシュ

ビューティーラッシュは、「イソプロピルクロプロステネート」という成分が配合されています。

これも「色素沈着」の副作用が報告されているので、注意をしたほうがいいでしょう。

すぐに体調に影響がなくとも、プロスタグランジン構造類似体はステロイドホルモンに似た特性があるので悪影響がでる可能性があります。

エマーキット

エマーキット」には成分表には書かれていない成分が入っているとされています。

まつ毛が本当に伸びるという報告もありますが、色素沈着の副作用報告が実際ありますので、注意をしましょう。

プロからも人気のまつ毛美容液

エクストラロングラッシュ

エクストラロングラッシュはパンテノールや、フコゲルなど、敏感肌の方にも優しい成分が配合されています。

ハリ、コシ、つやを与えて、健康的なまつ毛に導いてくれます。

口コミもかなり好評ですので、長期的にしっかりまつ毛のケアをしたい方には、特におすすめです。

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PHOEBE BEAUTY UPのアイラッシュセラム

ヒト幹細胞配合まつ毛美容液「PHOEBEアイラッシュセラム」はSNSでも話題になっている大人気アイテムで、シリーズ累計出荷数45万本を記録したそうです。

こちらの美容液は、ヒト幹細胞培養液を中心に、まつ毛にうるおいやハリを与えるのに必要な美容成分が15種類も入っているの優れもの。

まつエクやまつ毛パーマの方にも使えるのが特徴。

「PHOEBE BEAUTY UP アイラッシュセラム」の特徴
①大注目の”ヒト幹細胞培養液”を配合している
②99%が美容成分の贅沢なまつげ美容液
③眉毛や目元ケアにも使用OK
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まとめ

使ってはいけない『まつげ美容液』についてご紹介しました。

個人差やアレルギー、副作用の出方には個人差がありますが、『まつ毛美容液』を選ぶ際には、化粧品登録されているものなのか、配合されている成分を確認して、決められた容量を守って使用する様にしてください。

危険性が気になるのであれば、今回ご紹介した安全性の高い商品がおすすめです。

また、副作用が出た場合には、直ちに使用を停止して、眼科を受診してくださいね。