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基礎化粧品

ドゥラメールとニベアの成分は同じ?使用感やその違いなどを徹底比較!

2万弱するクレームドゥ・ラ・メールに対して500円程で買えるニベアの青缶。

ドゥラメールといえば超高級化粧品メーカーとして人気がありますが、反対にニベアはプチプラコスメとして有名です。

ですが、「ニベアの青缶とクレーム ドゥ・ラ・メール、値段は大違いなのに、成分がほぼ一緒で効果が似ている」という噂がありますよね。

同じ成分ならニベアを使っていたらいいんじゃないの?って思う方もいらっしゃると思います。

そこで、この二つの違いや、高い理由について深掘りしていきますので、是非参考にしてみてくださいね。

ドゥラメールとニベアの成分に違いはあるの?【DE LA MER・二ベア青缶】

ニベアとクレームドゥ・ラ・メールについて、成分が同じであるという噂が流れています。

  • クレームドゥラメール:60ml
    →39,600円
  • ニベアクリーム:56g
    →242円

ニベアクレームドゥ・ラ・メールについてですが、このようにかなりの価格差があることが分かります。

高級化粧品のクリームが庶民の味方のニベアと成分が似ているとSNSを中心に話題になりました。

当サイトでもこれらの違いについて調べてみることにしました。

結論から言うと、ドゥラメールとニベアのクリームは、基本となるベース成分はほとんど同じです。

入っている成分も似ているのはもちろん、テクスチャーも少し似ています。

ですが、完全に同じというわけではなく、少々違いがありますので、その違いについて詳しくご紹介したいと思います。

ドゥラメールだけに含まれている独自成分がある!

商品名 クレームドゥラメール(60ml) ニベア(56g)
ベース
ミネラルオイル ミネラルオイル
独自成分 アルゲエキス
ワセリン ワセリン
保湿剤 グリセリン グリセリン
イソヘキサデカン 水添ポリイソブテン
シリコン シクロメチコン
マイクロクリスタリンワックス マイクロクリスタリンワックス
乳化剤 ラノリンアルコール ラノリンアルコール
独自成分 ライム果汁
パラフィン パラフィン
安定剤 エタノール
スクワランオイル
ホホバ油
乳化剤 硝酸マグネシウム 硝酸マグネシウム
乳化剤 オレイン酸デシル オレイン酸デシル
撥水剤 ジステアリン酸AI ジステアリン酸AI
オクチルドデカノール オクチルドデカノール
pH調整剤 クエン酸 クエン酸
撥水剤 ステアリン酸マグネシウム ステアリン酸マグネシウム
独自成分 パンテノール
独自成分 水添野菜油
独自成分 シアノコバラミン
独自成分 カロチン
防腐剤 安息香酸ナトリウム 安息香酸ナトリウム
香料 香料 香料

成分表示を見比べてみると、ドゥラメールにしか入っていない成分があることがわかりますよね。

ちなみに、成分表は、成分名がただ並べてあるだけではなく、配合量の多い順から記されています。

成分表をチェックしてみると、水、ふたつめはミネラルオイルと、大体は同じになります。

ですが、ドゥ・ラ・メールは褐草エキス(アルゲエキス)で、ニベアはワセリンが3つ目に多く含まれていることが分かります。

こちらのアルゲエキスとは、ジャイアントケルプ(学名:オオウキモ)という、北太平洋に分布する海藻から抽出し、加工したラメール独自の美容エキスです。

こちらの独自成分が何%くらい配合しているかはラメールのホームページにも記載は無いので不明なのですが、植物エキスを組成するのはかなり大変であり高価です。

また、その他にも、以下の成分が配合されています。

*褐藻エキス:50年前に誕生。12年かけて開発した海藻などをバイオ発酵させ生まれた独自の保湿成分ミラクルブロスのこと。

*ライム果汁:乾燥から保護する整肌成分ライムティーコンセントレート。

*エタノール:殺菌や防腐効果、収れん効果のあるアルコール。(よく化粧水にも入ってるやつね)

*パンテノール:プロビタミンB5。肌の修復や抗炎症、保湿作用のある成分。お肌からの浸透も高い。よくCMやってるヘアトリートメントの主成分。

*水添野菜油:野菜油に水素添加した油性保護成分。

*シアノコバラミン:ビタミンB12。よくエイジングケア化粧品に入ってるやつ。赤い色した保湿や整肌作用のあるビタミン。

*カロチン:しみやくすみに効くやーつ。

詳しく、成分表示を見たいときは、ドゥ・ラ・メールの公式サイトを確認してみてください。

ニベアにしか入っていないものもある!

また、ニベアにしかスクワランとホホバ油はニベアにしか入っていません。

こちらは、スキンケアにとっては安全な油の成分で、保湿効果が期待できる成分です。

ホホバ油やスクワランと名前に親しみがあり、保湿成分として、分かりやすいオイルが入ってるのがニベアです。

それに対して、ドゥ・ラ・メールはこだわり成分が入っているという違いがあります。

古くからあるクリーム処方と肌への働きかけの違い

当サイトで調査したところ、どうやら、ニベアはバニシングクリームと呼ばれているタイプの、古くからあるクリーム処方で肌を保護する製品だそうです。

そして、ドゥ・ラ・メールも油で肌を保護する点では同様ですが、肌への働きかけを重視している点で違いがあります。

ニベアは1911年にドイツで誕生した、認知度と安心感で殿堂入りしているクリームですが、一方で、ドゥ・ラ・メールは高級クリームのパイオニアとして君臨しているという違いもあります。

それではどちらを選ぶべき?

このように、ドゥ・ラ・メールと、ニベアではそれぞれ違いがあることがわかりましたが、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

ドゥ・ラ・メールの代わりのコスメはある?

現時点で、ラメールと同じアルゲエキス配合の化粧品はたくさんあります。

ですが、成分量としてラメールと同等の量が入っているものはないといわれています。

つまり、代わりのものはありませんので、クレームドゥ・ラ・メールを買うしかありません。

海藻エキスの組成や配合が気になっているのであれば、ドゥ・ラ・メールを使うようにしてみてください。

ニベアを使っても問題はない

成分表を見る限りでは、ニベアが悪いというわけではありません。

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ですが、青缶ニベアクリームの裏面にも、きちんと記載してあるとおり、濃厚なテクスチャーで、顔や首元、全身のお手入れに使えるということです。

ですが、どうしてもアルゲエキスがいい!!という方はラメールを買いましょう。

価格差については、材料費というよりは人件費や広告宣伝費が売価にのっていることも考えれば、それほど製品自体に差はなさそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ニベアとドゥ・ラ・メールの違いについてご紹介しました。

成分には多少違いがありますが、どちらも、愛用に値する名品だといえそうです。

ニベアとドゥ・ラ・メールの成分は同じではないけれど、似ているといえますので、ぜひ使いわけてみてください。